戦後から現在に至るまで、日本の経済を支えてきている業種のひとつが「ものづくり企業」。実直にものづくりと向き合い、細やかで繊細な作業で完成させる“日本”のものづくりは、世界に認められるまでに成長しました。
では、ものづくり企業にはどのようなカルチャーがあり、どんな信念を元に仕事と向き合っているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
■ものづくり企業とは
ものづくり企業とは、「モノ」を「作る」企業のことを指します。「モノ」とは、人間の生活に使われる製品もしくは作品と定義されており、ものづくりは組み合わせて製品を作り出したり、目的を持った物を作り出したりすることを言います。
モノと一口で言ってもさまざまな種類が存在します。目に見えて分かるモノはもちろんですが、広義で解釈すれば、ソフトウェアのプログラムやデザインなどもモノと言えるでしょう。
■ものづくり企業のカルチャーとは
最近では、何を作るかはもちろんのこと、その企業がどんな信念でものづくりと向き合っているのかという部分まで注目されるようになってきました。
また、ものづくり企業それぞれのカルチャーを紐解くことで、その企業の雰囲気や目指す先を把握することが可能です。
さらに、ものづくりに従事する人は時代によって変わり、技術が受け継がれていきますが、カルチャーというベースがあることで、誰がやっても間違いのない標準化された仕事ができるようになるでしょう。
自分が働く企業を探す際には、カルチャーフィットも重要。ものづくり企業の中でも自分の考え方や目指す先と企業が見ている未来とがマッチしているかどうかを検討したいところです。
■カルチャーの種類とは
では、カルチャーはどういった形で分類されているのでしょうか。大きく分けると4つあります。
▼社交的なカルチャー
ひとつが「社交的なカルチャー」。堅苦しくなくフレンドリーな雰囲気を重視し、仕事仲間としての関係と友人としての関係との境目があいまいになることが特徴です。
一緒に働く人との関係性を重視する人は、社交的なカルチャーがベースとしてあるものづくり企業に就職すると、満足する結果を得られるでしょう。
▼信頼できるカルチャー
プロセスを最重要と考える「信頼できるカルチャー」。計画を順守することを大切にしているため日々の仕事が予測しやすいことが特徴です。
自由に働きたい人とはマッチしませんが、コツコツと日々の業務と向き合いたい人にはフィットするカルチャーだといえます。また、ものづくり企業は「信頼できるカルチャー」をベースにしていることが多いといえるでしょう。
▼能力主義のカルチャー
自ら動き、独創性と知性を重視する「能力主義のカルチャー」もまたひとつ。自由さを求める人にマッチしやすい文化で、このカルチャーでは競争意識が高まるため、営業職などにおいて意識しやすいものだといえます。
ただし、これまで通りの伝統を踏襲するだけではなく、常に進化をしていくために新たな風を入れていかなくてはいけないと考えるものづくり企業は、独創性を大切にする能力主義のカルチャーをベースにしているところもあります。
▼序列重視のカルチャー
階層性や伝統を重視しており、昔ながらの大企業などに多い文化です。権力こそが重要と捉えられるため、このカルチャーがベースとなっている企業では、昇進し権力を獲得することを求めて競い合う傾向にあるでしょう。
参考:https://forbesjapan.com/articles/detail/42497
■ものづくり企業で働くなら手島精管株式会社
群馬県館林市を本拠地にする手島精管は、お客さまからの細かなニーズに応え、品質を追求してきた結果、7000種類以上もの注射用ステンレスチューブを世に送り出してきました。細やかでこだわりのものづくりを行ってきていることが特徴です。
そんな弊社では、技術の追求だけではなく“仕事が充実している”状態を大切にしています。それは、日々”気づき”や”学び”があり、多角的にコミュニケーションがとれる環境があること、そして達成する目標があること、目標達成のために仕事ができることという状態です。
医療注射針用ステンレスチューブの加工を通じ、大切な仕事の充実感を味わい、自己が成長するための経営維持・発展を活動としています。
ルーティンワークではなく、プロジェクト単位で考え、実行し達成するというPDCAを回すため、コミュニケーションを取ることをとても大切にしています。コミュニケーションを元に共通の目標を掲げ、方針に沿って目標達成のために活動する。そうして成長した人をベースにグローバルで活躍し続ける企業を目指しています。
ものづくり企業で働きたいとお考えの方は、ぜひ一度手島精管をチェックしてみてくださいね。